明日葉の持つ「カルコン」の健康効果・効能とは?
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  1. 明日葉の持つファイトケミカル「カルコン」の健康効果・効能とは?

明日葉の持つファイトケミカル「カルコン」って何?
その健康効果と効能を紹介!

ファイトケミカルとは?

ファイトケミカルとは?

「ファイトケミカル」という言葉は、健康に関心を持って生活している人ならきっと耳にしたことがあるのではないかと思います。これは野菜・果物・豆類・芋類・海藻・ハーブなどの植物に存在する天然の化学物質のことです。動物とは違って、生えてきた場所がどんな環境でもそこに合わせて成長していかなければならない植物が生き残るために発達した、強い抗酸化力・抗菌力を備えた物質です。人間は体内でこのファイトケミカルを作り出すことはできませんが、それを含む野菜や果物を食べることでこの力を取り入れることができます。

赤ワインなどに含まれるポリフェノール、緑茶に含まれるカテキン、大豆に含まれるフラボノイド、にんじんやカボチャに含まれるカロテンなどはファイトケミカルの一種です。現在発見されているだけで1,500種類にも上ると言われるファイトケミカルは、多くの野菜に含まれており、様々な種類があります。

注目のファイトケミカル「カルコン」

注目のファイトケミカル「カルコン」

明日葉に含まれるポリフェノールの一種「カルコン」もファイトケミカルの1つです。そもそも明日葉は「今日摘んでも明日には新しい芽が出る」と言われる生命力の強い植物で、中国では古くから不老長寿の妙草として取り扱われ、日本でも江戸時代には天然痘予防によいとされ重宝されていたそうです。

その強力な生命力を支えているのがファイトケミカル「カルコン」で、他の植物には見られない明日葉特有の希少成分です。明日葉の根や茎を切ると出て来る粘着性のある黄色い液体で、収穫した時期や部位によって含有量が異なり、例えば1本の明日葉の茎の断面から採取できるカルコンは一度にわずか数ミリグラムと言われる希少成分です。最もカルコンの含有量が多い時期は5〜7月で、また1年目よりも2年目の株の方が量が多く、3年目以降の株は含有量が急激に上昇して数倍になると言われています。

明日葉のカルコンが持つ健康効果・効能

健康効果の高い希少性分と言われるカルコンには、具体的にどのような作用があるのでしょうか。その代表的な驚くべき作用をいくつかご紹介します。

●強い抗酸化作用と抗菌作用

体内に活性酸素増え過ぎると血管や細胞を傷つけて体が酸化した状態に陥ります。酸化した体はどんどん老化していき、動脈硬化などの生活習慣病を引き起こしやすくなりますが、これを防いでくれるのが、カルコンが持つ抗酸化作用です。また抗菌作用は細菌の増殖を阻止して炎症が起こるのを防ぐ働きです。

●体内の老廃物を排出する

カルコンには末梢血管を広げて血流を良くする作用があり、それによって水分代謝が良くなり、体内の老廃物が排出されやすい状態になります。このデトックス効果は肥満やむくみを予防するだけでなく、摂取した栄養素が体のすみずみまでキッチリ運ばれるという良好な体の巡りを生み出す効果も生み出してくれます。

●脂肪の燃焼を助ける

カルコンは脂肪細胞に直接アプローチしてその燃焼を助ける作用があるだけでなく、抗メタボリックシンドロームホルモンと呼ばれるアディポネクチンの産生を高めて増強させる働きもあることがわかっています。そのため、肥満防止やセルライトの解消といった1つ上の段階のダイエットおよび健康効果が期待されています。